EL決勝は虚々実々。稀代の戦術家ウナイ・エメリが真髄を見せるか

EL決勝は虚々実々。稀代の戦術家ウナイ・エメリが真髄を見せるか

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ウナイ・エメリは、欧州サッカーにおいて”希代の戦術家”として知られる。相手チームを研究し、手持ちの選手で最大限に相手を叩きのめせる布陣、戦い方を選択。試合の中での修正も巧みで、その慧眼は欧州でも随一と言える。


チェルシーとのヨーロッパリーグ決勝に挑む、アーセナルのウナイ・エメリ監督

 エメリはフランスリーグのパリ・サンジェルマン監督を退任した後、今シーズンからプレミアリーグの強豪アーセナルを率いている。20年以上も監督を務めていた名将、アーセン・ベンゲルの後任として、当初は懐疑的な意見も少なからずあった。しかし、エメリは監督1年目でチームの統率に成功している。

 ヨーロッパリーグ(EL)ではフランスのレンヌ、イタリアのナポリを下した後、準決勝では古巣でもあるスペインのバレンシアを合計スコア6−3で撃破し、決勝に進んでいる。タイトル獲得まであと一歩だ。またプレミアリーグも5位と、昨シーズンの6位を上回り、ひとつの結果を出した。

「ベンゲルが22年間にわたってやってきたことは、リスペクトしている。しかし、チームは変化を必要としていた。(チームが部屋だとしたら)椅子をどかし、絨毯を干して、床を掃いて、窓を開ける。選手には『0kmから始めよう!』と伝えたよ」

 脚光を浴びる、”エメリイズム”とは――。

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