大坂なおみが失わないチャレンジャーの姿勢。「私はまだ新参者」

この試合でもそれは同じだった。
「今日、私はチャレンジャーでした。彼女(アザレンカ)は、ここで(2013年に)準決勝に進出したことがありますし、私より多くの経験を積んでいます。グランドスラムでも優勝し、世界1位でもありました。私はまだまだ新参者です(笑)」
 また、1回戦、2回戦と連続でのタフな逆転勝ちは、パリでの大坂なおみの人気を押し上げる福音にもなっている。2回戦では、スタンドから「アレ!(フランス語で頑張れ)なおみ!」と何度も声援が飛び、新女王の活躍をパリっ子が歓迎しているようだった。すると大坂は、オンコートでの勝利者インタビューのあと、司会者からマイクを借りて「メルシー!(フランス語でありがとう)」と観客に感謝を伝えた。
 大坂は3回戦で、カテリナ・シニアコバ(42位、チェコ)と対戦する。過去の対戦成績は大坂の1勝0敗だ。
 接戦をモノにした大坂は、この勝利をレッドクレーでのさらなる成長へとつなげ、一戦一戦、着実に力をつけてきている。まだまだ決勝への道のりは長いが、彼女はブレることなくローランギャロスの頂点を見据えている。

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