「森保式3バック」とトリニダード・トバゴ戦無得点の重大な関係



 その3バックは5バックにどれほどなりやすいか。5バックに「なりやすい3バック」は守備的サッカーに、「なりにくい3バック」は攻撃的サッカーにカテゴライズされる。後ろで守るサッカーか、高い位置で守るサッカーか。3バックとひと言でいっても、両者には決定的な違いがある。
 ちなみに4バックも同様だ。したがって「3バック」と「4バック」という表面的な言い回しだけで、本来、何かを語ることはできない。

 では、森保式3バックはどうなのか。少なくとも広島時代のそれは守備的だった。3−4−2−1で、相手に攻め込まれると5−2−2−1に変化した。U−22の横内式3バックも同様だ。率直に言えば守備的だ。

 トリニダード・トバゴ戦の3バックはどうだったのか。従来の4−2−3−1の”攻撃的指数”を70とすれば50。感覚的には、人の配置が全体として後方に2割ほど下がった印象だ。

 森保監督は試合後の会見で、その3バックを3−4−「2−1」ではなく3−4−「3」と称した。「2−1」と「3」。この違いは大きい。

「2−1」は、俗に言う「2シャドーとCF」の関係だ。一方の「3」は「両ウイングとCF」。問われているのは、CF以外の2人のポジショニングなのだ。トリニダード・トバゴ戦では中島翔哉(左/アル・ドゥハイル)と堂安律(右/フローニンゲン)。

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