DeNAロペス「悪送球されてもいい」。坂本勇人と語り合った守備論

だって、それを捕球すればアウトになりますから。チームメイトを支えるのは自分の仕事です」
 2015年にロペスはDeNAへ移籍した。一塁手として試合に出るためには、もっと高い守備力を目指すべきだと、ロペスは感じていた。
「横浜に移籍して、今まで以上にノックを受けるようになりました。毎日ノックを受けたら、守備力がもっとアップすると思ったのです。いい練習をしたら、自信を持って試合に臨むことができます。ジャイアンツの2年目とDeNAの1年目はゴールデングラブ賞が獲れなかったので、もっと努力しないといけないと思いました。2016年から3年連続で獲得していますが、簡単なことではありません。汗を流さなければ受賞できないと思っています」
 ロペスは野球が盛んなベネズエラ出身。しかし、野球を始めたのは9歳とほかの子どもと比べてやや遅かった。しかも、右利きのロペスは最初にグラブを右手にはめようとした。「それぐらい野球のことがわかりませんでした。でも左手に変えて試してみたら、もっといい守備ができるとわかりました」とロペスは笑う。
 大きくなって、ロペスはクリーブランド・インディアンスのファンになった。なかでもベネズエラ出身の遊撃手、オマー・ビスケルとプエルトリコ出身のセカンド、ロベルト・アロマーの名二遊間コンビの守備力に目を奪われた。その時、守備の大切さに目が覚めたとロペスは言う。

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