神様がくれた全仏でのギフト。フェデラーとナダル、認め合う最高の関係

その事実を受け入れることができる。クレーでは信じられないような能力がある」
 だが、負けたとはいえ、37歳でベスト4の結果を残したフェデラーもまた賞賛に値する。クレーシーズンが始まる前はまったく自信がないと語っていたフェデラーだったが、今回の全仏出場の選択が正しかったことを証明した。
「すばらしい大会だった。大会終盤に残れるなんて自分自身で驚いているし、実際、大会中はいいプレーができた。(久しぶりの)クレーシーズン、そしてフレンチオープンを楽しめたよ」
 そしてナダルは、フェデラーと自分のキャリアが終盤に来ていることを自覚しつつも、もう少しフェデラーと共にテニスを楽しむ時間があればと望んでいる。
「僕たち2人に、あと数年すばらしい未来が待っているといいね。もちろん10年もここ(全仏)にはいないだろうけど」
 今後、我々は、フェデラーとナダルの黄金対決をあと何回見ることができるだろうか。
 2019年の全仏で1回戦や2回戦ではなく、準決勝で2人の対決が実現したのは、テニスの神様が与えてくれたギフトだったのかもしれない。

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