レッドブル・ホンダ、弱点ばかりを露呈。すべての点が中途半端だった

想定よりも数度(吸気温度が)高くなることで、結構な影響が出ます。『前のクルマと3秒くらいまで離れて走れ』と指示をしていましたが、そこまで離れると抜けませんので、難しい状況でした」(田辺テクニカルディレクター)

 カナダはストレート主体で特殊なサーキットだ。このようなレースは、年に3度しかない(残るはスパ・フランコルシャンとモンツァ)。バルセロナやモナコのようにコーナーの多いサーキットでは速かっただけに、カナダの週末はワンオフの不振と言えるかもしれない。

 とはいえ、RB15の弱点がハッキリと浮き彫りになったことも、また事実だ。その改善が急務であることは、チーム全員が認識している。

 次戦フランスGPに向けて、車体とパワーユニットの両面でアップデートを間に合わせるべく、ファクトリーでは全力で開発が進められているとヴァシェは言う。

レッドブル・ホンダはストレート主体のサーキットに大苦戦

「空力の改善は時間のかかるプロセスだが、できればフランスGPにアップデートを投入したいと思っている。それによって、現状の問題が少しでも改善できれば。ただ、パワーでもルノーは確実に進歩してきている。我々も空力とパワーユニット、どちらもアップデートを投入できればいいね」

 現在抱えている弱点が改善されれば、状況は一気に変わり得るとフェルスタッペンは言う。

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