岩渕真奈が一撃に込めた想い。なでしこはD組1位突破を狙う

岩渕真奈が一撃に込めた想い。なでしこはD組1位突破を狙う

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まさに起死回生――。岩渕真奈(INAC神戸レオネッサ)の一振りで、なでしこジャパンが崖っぷちから這い上がった。
 格下と目されていた世界ランク37位のアルゼンチンと、まさかのスコアレスドローというワールドカップ(W杯)フランス大会初戦の結果に、選手たちも落胆を隠せなかった。移動日を挟んで中3日。トレーニングでは、懸命に気持ちを切り替えようとしている選手たちの姿があった。

今大会初のゴールを岩渕真奈(左)が決めると駆け寄って喜びを分かちあった

 第2戦の相手は、イングランドに初戦で敗れはしたものの、1−2と大健闘を見せたスコットランド。ここで負けるようなことがあれば、日本はグループリーグ敗退の危機に陥る。何より、これまで積み上げてきたものを何ひとつ示すことなくW杯が終わってしまう。そんな危機感を持って、試合前日には選手ミーティングでチームの意識をひとつにまとめるなど、できる準備はすべてして臨んだ一戦だった。
 この日のなでしこたちは、序盤から気迫が違った。一つひとつのプレーからその想いが伝わってくる。そうなれば、早い時間帯に欲しくなるのは先制点だ。スコットランドは、前半こそ日本とがっぷり四つに組むことに挑戦してくるだろうが、それが難しいとなれば、守備的な方向に舵を切ることも十分に考えられた。日本は相手の戦い方が変わってしまう前にゴールをこじ開けなければならない。

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