伊藤翔は何かを変えたくて移籍を決意「鹿島には勝ち方を知りに来た」


 相手だけでなく、自分たちのサッカーすら、想定通りにできるとは限らない。現場に立つ選手たちが自らの感覚で修正し、改善していく臨機応変さこそが、鹿島の武器だと実感させられたが、入り方の悪い試合が今季は少なくない。
 ノックアウトステージは、ホームアンドアウェーの2試合を戦う。昨季のACLで学んだのは、180分で1試合というイメージだ。とはいえ、慎重な姿勢で挑めば、主導権を握られてしまう可能性も高い。ホームでの第1戦をどのように戦うのか、ACL勝ち上がりで重要な鍵を握るだろう。
 今季、横浜F・マリノスから鹿島アントラーズに加入した伊藤翔。

鹿島に移籍してすぐ、得点という形でチームに貢献した伊藤翔


 30歳のベテランFWは、2月19日、鹿島で初めての公式戦となるACLプレーオフ、ニューカッスル・ジェッツ戦で先制点を決めると、2月23日の大分トリニータとのリーグ開幕戦で同点弾(試合は1−2で敗れる)、つづく3月1日。第2節川崎フロンターレ戦でもおなじく同点弾をマーク。3月12日ACL山東魯能戦で2ゴールを決めると、3月17日リーグ第4節、北海道コンサドーレ札幌戦でも2ゴール。出場6試合で7得点とその存在感を示した。
 しかし、その後も先発出場したが、得点から遠ざかる。チームもFC東京、横浜F・マリノスに敗れ、ACLでも格下相手に2連敗(慶南戦とジョホール・ダルル・タクジム戦)と苦しい時期を迎えた。

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