伊藤翔は何かを変えたくて移籍を決意「鹿島には勝ち方を知りに来た」

でもそれは特別なことではない。守備をしたうえで、ゴール前へも走っていくというだけの話なので。難しいことではない」




――実際にやるのは大変かもしれませんけれど(笑)。
「だからこそ、臨機応変にいろいろなプレーを試し、実行できる鹿島の環境にはやり甲斐を感じています。マリノス時代は点を取る形がチームとして出来上がっていたから、それを身体にしみこませていくという感じだったし、はっきりと役割が決められていて、もっとこうしたいと思ってもできなかった。『もっとできることがあるのにな』という感覚がありました。でもまあ、FWは球出しの選手と呼吸が合えば、どこへ行ってもチャンスがあると思うので」
――先ほど、開幕戦に敗れて、まだ乗り切れていないというお話をされていましたし、3月中旬以降しばらくゴールからも遠ざかりました。
「それでも、悪いなりにも勝っているというのは、鹿島っぽい感じがするんですよ。思えば、対戦したときも、滅茶苦茶強かったわけではないのに、なんか負けてしまうっていうのが鹿島だったし。それが継続してできているなとは思えます。すべての試合で快勝できればもちろんいいし、それを目指してやってはいるけれど、そんなにうまくはいかない。でも、仙台戦や神戸戦のように1−0で泥臭く勝ってもいます」
――粘り強さを評価されても、本当なら2点目が決まればもっと楽に勝てる。

関連記事(外部サイト)