全日本で石井優希が攻守の要に成長。中田監督も「昨季とは全然違う」

これらの順位を見るだけでも、石井がチームの”攻守の要”になっていたことがわかる。
 2011年に19歳で全日本に初招集された石井は、中田久美監督が2017年に指揮を執るようになるまで、サーブレシーブを免除される”打ち屋”として起用されることもしばしばあった。得点能力が高く評価される一方で、サーブレシーブに入る場面では、相手に狙われてそこからリズムを崩す脆い一面もあった。
 しかし石井は守備の強化を怠らず、その成果が2017−18シーズンのVリーグ(現V.LEAGUE)で形になって表れる。そのシーズンも相手チームからサーブで狙われ続けたが、60.7%と高いレシーブ成功率で自身初のレシーブ賞を受賞。攻撃面でも久光製薬の優勝に大きく貢献してMVPに輝いた。
 翌2018−2019シーズンも攻守で活躍し、チームをリーグ連覇に導いた。そこで大きな自信を得たのだろう。石井は「国内リーグでの経験が、今のプレーにつながっていると思います。これまでは力んで余裕がなくなり、相手が見えなくなってしまうことがありましたが、今はあまりないですね」と手応えを口にする。
 また、ネーションズリーグで好調だったディグ(スパイクレシーブ)についても、「自分の強みのひとつだと思っていますし、ブロックを抜けたところは後ろの選手が拾う責任がある。

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