全日本で石井優希が攻守の要に成長。中田監督も「昨季とは全然違う」

日本は粘ることができないと勝てないので、もっとディフェンスで貢献していきたい」と力強く語った。
 その自信は、全日本の攻撃にもいい効果をもたらしている。中田ジャパンでは昨季からバックアタックの数が増え、相手の守備に的を絞らせないための大きな武器になっている。もともと石井はパワフルなバックアタックが打てる選手ではあったが、サーブレシーブにまだ不安が残っていた昨季は、守備からバックアタックに移る難しさを感じていたという。
 しかし今季は、サーブ、スパイクレシーブのあとでも、強烈なバックアタックを打つ場面が多くなった。
「以前に比べて苦手意識はなくなっています。今年はセッターも積極的にバックアタックを使ってくれていますし、得点も取れている。攻撃枚数を増やすために有効ですから、後衛では積極的にバックアタックにいくようにしています」
 中田監督は就任当初からセッターの試行錯誤を続けており、今季も新人の関菜々巳、昨季の世界バレーメンバーから外れた佐藤美弥、リオ五輪に出場した宮下遥と、複数のセッターを起用している。アタッカーにとってはやりづらい状況にも思えるが、石井は「特徴が違うセッターに合わせるのもアタッカーの技術だと思っています」と頼もしい。
 そんな石井について、昨季には「今年が正念場」と厳しい表情で語っていた中田監督も、今季のプレーについては穏やかな表情で次のように評価した。

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