遠藤保仁は願う。「俺らを超える新しい黄金世代が早く出てきてほしい」



「俺らの代だけ、ここまで選手が揃うのは珍しいよね。これはクリアに説明できないでしょう(笑)。Jリーグができたからって言われてるけど、俺らが中学の時なんて、どこのチームもまだ育成に力を入れる余裕がなかった。たしかにJリーグができてプロになりたいという気持ちが芽生えたけど、それで技術がいきなり上がったとかはないからね。環境面を見たら今の若い選手のほうが恵まれているし、プロになりたいという気持ちは今の子どもたちのほうが強い。しかも、Jリーグじゃなくて世界を目指している。でも、俺らの世代を飲み込むような世代がまだないよね」

 個々ではすばらしい選手が生まれてきているが、同世代でまとまってというのは遠藤たちの世代以降、まだない。世代の実績、実力、人気がどの世代よりもズバ抜けており、日本サッカー界に大きな影響を及ぼした。その圧倒的な存在感と功績から遠藤たちはいつしか「黄金世代」と言われるようになった。
「黄金世代」と呼ばれることは「今もうれしい」と遠藤は言う。チームメイトにはとくに意識しないという選手もいるが、遠藤の黄金世代に対する愛着は非常に深い。

「黄金世代と呼ばれることは、今もすごい誇りに思う。そう思えるほど、俺らの世代は最強なんで(笑)」

 黄金世代は、日本サッカー界にどんな風を吹かせたのだろうか。

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