最速男がいても何か足りない。米レース界の名門アンドレッティの現在

最速男がいても何か足りない。米レース界の名門アンドレッティの現在

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NTTインディカー・シリーズ第10戦ロードアメリカで、アレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)が今季2勝目を挙げた。

 第4戦ロングビーチでは、ポールポジション(PP)からぶっちぎりで優勝を果たしたロッシ。今回はPPこそスーパールーキーのコルトン・ハータ(ハーディング・スタインブレナー・レーシング)にさらわれたものの、予選2位でフロントロー外側グリッドからスタートすると、すぐさまターン1でアウトからハータを抜き去り、そこからはグイグイとリードを広げていった。結局、55周のレースで2位に28秒もの大差をつけてゴールし、ポイントトップをいくジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)との差をわずか7点に縮めた。

 ロングビーチと同様、ライバルをまったく寄せ付けない走りでの勝利。これが今のロッシの実力だ。同じマシンを与えられているチームメイトたちも、彼と同じスピードでは走れないことがほとんどで、今回は誰よりも1周につき0.5秒速く走り続けた。最後までペースが落ちることがなかったのに、燃費もまったく心配いらなかったというのだから、ライバルたちも完全に脱帽だ。


ロードアメリカでは圧倒的な速さを見せたアレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)

 これでシーズン後半戦に向け、ロッシが念願の初チャンピオンとなる可能性が高まった。

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