今季欧州CL総括。次のサイクルに入って覇権を握るクラブはどこか?

今季欧州CL総括。次のサイクルに入って覇権を握るクラブはどこか?

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蹴球最前線──ワールドフットボール観戦術── vol.70
 サッカーの試合実況で日本随一のキャリアを持つ倉敷保雄、サッカージャーナリスト、サッカー中継の解説者として長年フットボールシーンを取材し続ける中山淳、スペインでの取材経験を活かし、現地情報、試合分析に定評のある小澤一郎――。この企画では、経験豊富な達人3人が語り合います。今回のテーマも、今季欧州チャンピオンズリーグ(CL)の総括。有力クラブの戦いを振り返り、今後の補強ポイントを語り合った。

CLで優勝して胴上げされるリバプールのクロップ監督

――前回は、お三方にリバプールとトッテナムによるチャンピオンズリーグ(CL)決勝戦を振り返っていただきました。そこで今回は、決勝戦に残った両チームを含めた有力チームの戦いぶりから、今季のCL全体を総括していただきたいと思います。
倉敷 まずファイナルを戦った両チームから。サポーターたちは優勝、あるいは準優勝という結果に黄金期の到来を夢見るでしょうが、サイクルで見ると現在の両チームはどのような状況にあるのでしょう。まずは優勝したリバプールから。ここからどう上積みすべきか、成熟度が増したことで来季も王者の道を歩んでいくのか。中山さんは率直にどんな印象をお持ちですか? 
中山 ユルゲン・クロップが監督に就任したのは2015年10月だったので、ここまで約4シーズンが経過したわけですが、チームの成熟度という点も含めて、現在持っている力をほぼ出し尽くした感のある今季がピークのように感じます。

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