原口文仁は系譜を受け継ぐか。八木裕から始まった阪神「代打の神様」

原口文仁は系譜を受け継ぐか。八木裕から始まった阪神「代打の神様」

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2019年1月24日、阪神の原口文仁が、自身のTwitterアカウントで大腸がんと診断されたことを公表した。近日中に手術を受け、選手として復帰することを目指すといった内容のコメントを出したが、当時まだ26歳と若く、チームに欠かせない存在だっただけに多くのファンが手術の成功と早期復帰を願った。

6月9日の阪神対日本ハム戦。9回裏に代打で登場し、サヨナラ安打を放った原口文仁


 その思いが通じ無事に手術は成功。2月に球場でのリハビリを始め、3月7日には早くもチーム(二軍)に合流した。その後も懸命に復帰に向けて練習に励み、ついに6月4日の対ロッテ戦で1軍復帰。4点リードの9回表に代打で出場すると、いきなりフェンス直撃のタイムリー二塁打を放ったのだった。大病からのカムバックを果たした原口に、阪神ファンのみならず対戦したロッテのファンからも大声援が送られた。阪神の選手、スタッフ、そして野球ファンにとって忘れられない試合になったに違いない。
 復帰戦でいきなりタイムリーを打ったように、代打での勝負強さは原口の大きな魅力だ。昨シーズンは、阪神の偉大な先輩・桧山進次郎の代打記録に並ぶ23本のヒットを放っており、シーズン代打打率.404は全球団トップ。まさに「代打の切り札」と呼べる活躍を見せた。そこで今回は、阪神伝統の「代打の切り札」の歴史を紹介する。

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