スペインの慧眼が森保Jを激励。「不安定さはあるが胸を張って前進を」



「左CKのあと、右サイドから逆サイドに上がったクロスだった。エリア内に戻っていた岩田、三好康児(横浜F・マリノス)の2人は、続けて正しく対応できていない。アンヘル・メナには、クロスを胸でトラップされているが、体をぶつけることなどはできたはずで、マーキングの問題があった。そこで打たれたシュートを、一度は川島がすばらしいセービングで止めたが、こぼれ球を詰められた。
 チリ戦、ウルグアイ戦もそうだが、日本は高さの問題を露呈していた。とりわけ、セットプレー、もしくはセットプレー崩れの攻撃を受けた場面では、不利な状況に陥った。エクアドルには、ファーサイドへ狙いをつけたクロスを放り込まれており、日本の弱点を研究されていたのかもしれない。

 とは言え、日本は攻撃では劣っていない。同点にされたあとも、三好、岩田、久保、岩田、三好と、右サイドでスペースを作っては使って攻め崩し、最後は久保がエリア内で受け、左足で強烈なシュートを打ち込むというシーンがあった。久保のプレーは際立ち、何度も好パスで相手を慌てさせていた。

 後半も、交代出場したFW上田綺世(法政大)が2、3回は決定機を迎えており、同じくFW前田大然(松本山雅)も千載一遇のチャンスを得たが、決め切れなかった」

 結局、日本はグループ3位となり、得失点差で決勝トーナメントに勝ち進むことはできなかった。エチャリは引き分けで終わったエクアドル戦について、こう締め括っている。

「どちらも最後まで攻め合い、拮抗した一戦だった。日本はプレッシャーの掛け合いのなかで力を示したが、旗色が悪い場面もあった。この結果を真摯に受け止め、内容を詳細に検証し、胸を張って前に進むべきだろう」
(つづく)

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