スタジアムに足を運ぶ幸せを届けたい!ガンバ大阪が試みる集客戦略



 ですが、”新スタジアム効果”の薄れを感じた時に『このままではいけない』とクラブ内に危機感が芽生え、昨年から本格的に改革に乗り出しました。そこで、これまではチケットやファンクラブ、ホームタウンなど業務ごとに縦割りで集約を行なっていたさまざまな施策の見直しを図り、クラブ全体が横の連携を強めたうえで、より多くの方にスタジアムにご来場いただき、楽しんでもらえるようなイベントを考えようという話になりました」

 とはいえ「最初はただイベントを企画するだけでした」と苦笑いを浮かべるのは、前出の竹井氏だ。試合前イベントは先頭に立って企画してきたものの、昨年は”企画し、実行する”ことで精一杯だったと振り返る。
「昨年からイベントの数は増えたものの、それが集客につながっているのかわからずに進んでいる印象がありました。その当時から、Jリーグが2017年から導入し、各クラブに提供してくれていた、スタジアム来場者の『顧客データ』を参考にはしていましたが、正直、データが膨大すぎて、それを生かすノウハウも乏しい、という状況にありました。

 この『顧客データ』は、スタジアムに来場された方が1人1回しか登録されない仕組みになっていて、実はその数だけを見ると、ガンバはJクラブでトップの数字(約15万人)を誇っているんです。

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