「稽古が足りないのに小結」錣山親方が新三役の愛弟子・阿炎を評す



 力士にとって、名古屋場所というのは蒸し暑さとの戦いでもあります。体力、スタミナの維持が、勝敗の行方を左右するポイントとなります。

 母親の死がきっかけとなって角界入り。私が初土俵を踏んだのは、1979年の名古屋場所でした。あれから40年――名古屋場所が来るたびに、心細い思いで力士としての第一歩を踏み出した、あの頃の自分を思い返しています。

photo by Kai Keijiro

錣山(しころやま)親方
元関脇・寺尾。1963年2月2日生まれ。鹿児島県出身。現役時代は得意の突っ張りなどで活躍。相撲界屈指の甘いマスクと引き締まった筋肉質の体つきで、女性ファンからの人気も高かった。2002年9月場所限りで引退。引退後は年寄・錣山を襲名し、井筒部屋の部屋付き親方を経て、2004年1月に錣山部屋を創設した。現在は後進の育成に日々力を注いでいる。

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