まさかの名将退任→元プロ監督就任。如水館は最悪の雰囲気から甦った

まさかの名将退任→元プロ監督就任。如水館は最悪の雰囲気から甦った

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「ここに来た時は、正直、いい雰囲気とは言えなかったですね(苦笑)。仕方ない、当然のことだとは思いますが……」
 今年4月から如水館(広島)を率いる大久保学は、就任当初のチームの雰囲気をこう振り返る。
 昨年10月、如水館野球部全体を揺るがせる出来事があった。1993年、前身の三原工時代からチームを率いてきた名将・迫田穆成(さこた・よしあき)監督が3月末で退任すると発表されたのだ。迫田監督の教え子でもあるコーチがチームを引き継ぐことも同時に発表されたが、諸般の事情でその人事も白紙に。後任探しが難航するなか、次期監督として浮上したのが、オイスカ高校(静岡)の監督を務めていた大久保だった。

今年4月に如水館の監督に就任した大久保学氏(写真右)と山下尚主将

 高校時代は静岡高校のエースとして1982年夏の甲子園に出場した。同年秋のドラフトで南海から指名を受け、入団。引退後は、南海の後継のダイエーでスコアラーを務めた。95年に退団した後、2014年に母校・静岡の投手コーチに就任するまでの間を過ごしていたのが、夫人の地元でもある広島だった。大久保が言う。
「縁があって、2014年から母校の投手コーチをすることになり、静岡に戻ることになりました。その時にうっすらと『いずれは広島で指導者になれたら』とも考えていました。

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