F1を目指す世界中の若手有望ドライバーが、いま日本に集まる理由

名門復活をかけて抜擢したパロウが、その期待に応えて頂点を掴み取った。

 一方、2番手スタートの坪井もポジションを死守。ベテラン勢も苦戦したコンディションのなか、新人が表彰台のワンツーを独占する結果となった。若手ドライバーたちの活躍が目覚ましい、今シーズンを象徴するようなレースだった。

 2019シーズンの開幕時点では、8人のルーキードライバーがスーパーフォーミュラの門を叩いた。近年ではストフェル・バンドーン(元マクラーレン)やピエール・ガスリー(現レッドブル)など、スーパーフォーミュラを経験したドライバーがF1のシートを獲得している。そんな背景もあり、海外から日本を目指す若手ドライバーは増えている。
 ただ、スーパーフォーミュラにはベテランドライバーが数多く在籍していることも事実だ。なぜならば、週末に走りこむ時間が少ないため、経験の浅いルーキーがすぐに結果を出すのは困難だからだ。

 ところが、今年は違う。

 開幕戦では、昨年までFIA F2で戦っていた牧野任祐(22歳/TCS NAKAJIMA RACING)が予選でいきなりポールポジションを獲得。デビュー戦でのポールポジションは、国内トップフォーミュラの歴史において初の快挙だった。決勝では不運なトラブルに見舞われるも、第2戦・オートポリスでは4位を獲得。

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