久保建英に想定以上の好評価。現地記者が明かすレアルの内部事情



 バジャドリードなど1部クラブから連絡があったことで、レアル・マドリードの内部では久保をどう扱っていくかについての議論が行なわれることになった。彼をレンタルで放出することを希望するのは、フロンティーノ・ペレス会長を筆頭とするグループである。その理由は、カスティージャの所属するリーガ2部B(実質3部)が、日本人FWにとって理想的な舞台ではないとの考えからだ。
 ベテランたちで構成されたチームも数多く所属する、セミプロ扱いの2部Bは、度を超えた激しいプレーが横行し、なおかつアウェーのピッチコンディションは劣悪だ。ペレス会長のグループは、久保が日本代表として臨んだコパ・アメリカでも十分に通用するプレーを見せたことで、わざわざ過酷な環境に身を置く必要性を感じていない。

 その一方でクラブ内には、久保を予定どおりカスティージャでプレーさせるべき、今季から同チームを率いるラウール・ゴンサレス監督の側で学ばせるべき、と声を挙げるグループも存在する。こちらの主張は、久保がまだ成長途上であり、適切なプロセスを踏ませるためには自クラブにとどめたほうが良い、という考えに基づいている。つまりトップチームのスターになれる器の選手を、無責任にも他クラブに預けることに反対しているわけだ。

 こちらのグループには下部組織のコーチングスタッフたちも含まれているが、彼らは久保が当初考えられていたよりも完成度の高い選手であったことを認めつつも、フィジカル面をはじめとして、まだまだ向上できる部分が多く残されていることを指摘。

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