【木村和久連載】多彩なマニアが存在。ゴルフはラウンドだけにあらず
2019年07月25日 06時17分 Sportiva
専門誌では読めない雑学コラム
木村和久の「お気楽ゴルフ」連載●第215回
ゴルフというのは長い歴史があり、世界中でプレー人口が何億人もいるメジャースポーツです。それを、単なるオヤジの道楽で「100を切ってよかった」程度の扱いにしておくのは、もったいない気がします。
たとえば、ゴルフ全体を鉄道マニアと比較してみてはいかがでしょう。
鉄道は、各分野にマニアがいて、細分化されています。「乗り鉄」「撮り鉄」「スジ鉄(時刻表のマニア)」「駅弁鉄」「模型鉄」「廃線鉄」……など、際限なくジャンルがあって、それぞれ小宇宙を形成し、その集合体を総称して「鉄道マニア」と言っているのです。
同様にゴルフも、実はさまざまなジャンルが確立されています。
ということで、これを機会に複眼的にゴルフを見つめて、より広い知識や、他者を認めるダイバーシティ的ゴルフ観を養ってみてはいかがでしょうか。
それでは、具体的にゴルフのマニアチックなジャンルはどのようなものがあるのか、紹介していきましょう。
(1)競技マニア
アマチュアゴルフ界の達人たちが、凌ぎを削る世界です。この上級者たちを「マニア」呼ばわりしていいか疑問ですが、実際は相当な”マニア”ですよ。