10試合連続白星なし。結果の出ない風間グランパスは美学を貫けるか

10試合連続白星なし。結果の出ない風間グランパスは美学を貫けるか

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勝ち運から見放されたチームに、よくある結末だった。

 1点リードで迎えた後半アディショナルタイム、相手のスローインによるリスタートに、名古屋グランパスの選手たちはまるで警戒心が薄れていた。左サイドの山中亮輔にフリーの状態でクロスを入れられると、逆サイドから走り込んだ関根貴大の動きを捉えきれず、強烈なヘディングシュートを叩き込まれてしまう。最終盤に訪れた悪夢により、名古屋はまたしても勝利を手にすることができなかった。


土壇場で同点ゴールを許し、がっくりとうなだれる名古屋の面々

 これで10試合勝利なし――。序盤戦こそ快進撃を続けた名古屋だったが、その勢いは今や遠い彼方へと置き去られている。

 浦和レッズの本拠地に乗り込んだ一戦。立ち上がりの名古屋は、とても低迷するチームとは思えない好パフォーマンスを見せていた。開始早々にCKの流れから和泉竜司が先制ゴールを奪うと、その後もショートパスとサイドの突破力を生かした戦いで、相手を押し込む展開が続いた。

 25分には中盤でのボール奪取から、左サイドに抜け出したガブリエル・シャビエルへと渡り、そこからのクロスをファーサイドで待ち受けていた前田直輝が豪快に蹴り込んで、2点のリードを奪った。

 目立ったのは、浦和の不甲斐なさ以上に、名古屋の躍動だった。

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