鹿島戦の勝利に多大な影響。湘南の「左」杉岡大暉は代表定着となるか

終盤は、逆転を狙って攻めるのみという、”らしくない”サッカーに陥っていた。坂にヘディングシュートを被弾したのは、最初の2失点で平常心を失った結果と言えた。

 後半4分の先制点、7分の追加点とも、湘南の展開は似ていた。右サイドから攻め、左に展開したところにWB杉岡が登場するパターンだった。

 コパ・アメリカに出場した日本代表に選出され、グループリーグの3試合(チリ戦、ウルグアイ戦、エクアドル戦)にいずれも先発出場した市立船橋出身の20歳。

 1点目に絡んだのは、右でボールをキープした野田隆之介からサイドチェンジ気味のパスを受けた瞬間だった。杉岡は直接、利き足の左足でアーリークロスをピンポイントで流し込み、1トップ山崎凌吾のゴールをアシストした。
 2点目は自らが放ったシュートだった。2シャドーの1人、齊藤未月からラストパスを受けると、そのまま自慢の左足を振り抜いた。シュートは鹿島の右サイドバック(SB)永木亮太に当たりコースが変わって、野田がこれをプッシュした。

 いずれも湘南の右から左への大きな振りが利いた得点だった。杉岡はそれぞれ、仕上げの局面に登場。自慢の左足でゴールに絡んだ。

 とくに鹿島にダメージを与えたのは2得点目で、杉岡と対峙した相手が永木だったことが大きかった。

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