Tリーグ連覇へ。早田ひなは笑って楽しんで「ゾーン」に入る



 もう1つはやはり、ファイナルでの袁雪嬌(エン・シュエジャオ)選手との2試合。チームを初代チャンピオンに導けた試合ですね」

――ファイナルの袁選手との第3試合では、実に6度も相手のマッチポイントをしのぎ、19−17で粘り勝つという劇的な展開でした。

「実はこの試合、私自身が集中すぎていてほとんど覚えてないんです(笑)。あと1本で負けるという感覚で試合しているのではなく、後悔しないようにということだけを考えていました。最後までひたすら攻める、と。点数も意識はしていたけど、ほとんど気にならなかったんです。凌いでいるという感覚ではなく、ただただ1本1本に集中していた。あの日の私は、まさに”入って”ました」
――そういう感覚は普段から結構あるんですか?

「ありますね。いわゆる”ゾーン”に入ったら、そういう感覚になる時もあります。集中が深くなると、『あ、いつの間にか終わった』みたいな。だからファイナルでも1ゲーム目、2ゲーム目がどうなったかはあんまり記憶にないんです(笑)」

――観客側から見ると最高潮に盛り上がる試合でしたが、自身も楽しんでいたという感覚でしたか?

「今振り返ればですが、私の中でもすごく楽しめていました。

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