首位堅持。いまのFC東京には 「運を引き寄せる」だけの実力がある

首位堅持。いまのFC東京には 「運を引き寄せる」だけの実力がある

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「Big mistake」

 ベガルタ仙台のポーランド人GKヤクブ・スウォビィクは、PKの蹴り直しの判定に関し、英語で「大きな間違い」と言った。後半17分のPKのシーンで、一度はディエゴ・オリヴェイラの正面のキックを読んで止めるが、「両足がゴールラインから離れた」という新ルールの適用でやり直しになり、二度目は右隅へ放り込まれた。

「全員がハードワークしていたので、残念な結果だ」

 スウォビィクはそう言って悔しさを滲ませた。

 審判の規則適用は、厳しすぎたという印象が強い。勝負ごとに「たら、れば」はないが、そのビッグセーブで仙台が勢いに乗っていた可能性は十分にある。その意味で、彼らは不運だった。

 逆に言えば、FC東京は運を持っていた。


ベガルタ仙台を下し、ホッとした表情のFC東京の選手たち

 8月10日、味の素スタジアム。首位に立つFC東京は、12位の仙台を本拠地に迎え撃っている。順位的には格下だが、過去のリーグ戦は3連敗。カップ戦を含めると1分け6敗で、煮え湯を飲まされ続けていた。

 昨シーズン、FC東京が8月中旬から下位チーム相手に取りこぼしを続け、8試合勝ちなしだったことを考えれば、優勝するためには試金石となる一戦だった。

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