井端弘和が語る究極の難題。「なぜ大型連敗・連勝が多発するのか」

もし連敗の止め方がわかる人がいたらすぐに名監督になれますし、高額の報酬を払ってでも首脳陣に加えるべきです(笑)」

──井端さんでも答えが見出しにくい問題なんですね(笑)。これは仮説ですが、今シーズンは先発投手陣が不安定なチームが多い、ということも考えられるでしょうか。

「先発投手に限った問題ではないと思います。2017年シーズンには、私が一軍の内野守備走塁コーチをしていた時の巨人も13連敗をしましたよね。その年は菅野(智之)が17勝5敗で沢村賞を獲得し、田口(麗斗)も13勝4敗、(マイルズ・)マイコラス(現カージナルス)も14勝8敗と活躍しました。その3本柱がいても連敗を止められなかったわけですから、原因をひとつに断定することはできません」

──その連敗中、コーチの目線からチームをどのように見ていましたか?

「『勝てない時は勝てない』と思っていました。もちろん首脳陣は常に勝つことを考えているわけですが、早めに手を打ってメンバーを入れ替えても裏目に出ることがありますし、我慢してオーダーを固定したままでも状況が改善しないことがある。私は内野守備走塁コーチという立場だったのでバッティングなどについて進言する機会はなかったですけど、連敗している時はプレーが普段と違ってしまう選手も出てくるため、その改善策などは自分なりに考えていましたけどね」
──具体的に、「普段と違ってしまう」部分とは?

「打者の場合はチャンスで回ってきた時に『自分が打って決めてやろう』という変な欲が出たり、逆に『大事にいかないと』と意識しすぎてしまったりすることが多くなるように思います。

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