井端弘和が語る究極の難題。「なぜ大型連敗・連勝が多発するのか」

首脳陣もさまざまな策を講ずるわけですが、プレーするのは選手ですし、勝ち負けがすべての立場ですから。投手も野手も、チームの勝利の他に個人の成績を上げるという目標があります。連敗を意識しすぎてしまうくらいなら、『個人の結果はよかった』『今日はダメだったけど、次の試合では頑張ろう』と割り切ってしまうこともありなんじゃないかと思います」
──両リーグとも、首位を独走しつつあった巨人とソフトバンクがオールスター明けに連敗し、優勝争いの行方が読めなくなってきました。現在は2チームとも状態は上がってきたように感じますが、これから他球団が”包囲網”をかけることはあるでしょうか。

「クライマックスシリーズが導入されてからは、先発ローテーションを崩してまで首位のチームにエースをぶつけてくることも少なくなりました。何かのきっかけで負けが重なることはあっても、他のチームに戦力を集中されて連敗する心配はあまりないでしょう。

 今シーズンは確かに大型連敗と連勝が多くなっていますが、順位を見るとチーム力の差がそのまま結果になって表れていると思います。上位にいるチームは、連敗をしてもそこから連勝して浮上する力がある。反対に、たとえば戦力的に厳しい中日などは、7月に8連勝したあとに8連敗してそのままズルズルと順位を下げてしまいましたよね。そういう意味では、パ・リーグのほうが戦力が拮抗していると言えます」

──とくに波が激しい広島も、連敗、連勝を繰り返して首位を狙える位置にいます。

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