井端弘和が語る究極の難題。「なぜ大型連敗・連勝が多発するのか」

苦しい時のチームを救った選手を挙げるなら誰になりますか?

「もちろん鈴木誠也が軸のチームですが、今シーズンは西川龍馬の働きが大きいです。開幕スタートに失敗した広島が一度首位に上がった時には、彼が球団歴代2位の27試合連続安打を記録した時期とリンクします。交流戦からまた調子を落とし、引き分けを挟んで11連敗した後も、1番に入った西川がチームをけん引して9連勝で巻き返しました。

 彼は”悪球打ち”と称されることもあり、ボール球の見極めが少し課題でしたが、あとにクリーンアップが控える1番だと相手投手が四球を嫌がるようになる。5番を打っていた時よりもストライクゾーンに近いところでの勝負が多くなったため、持ち前のバッティングセンスを大いに生かせているんだと思います。広島のリーグ4連覇の行方も、彼の活躍が大きく左右するでしょうね」

──ペナントレースは終盤戦に入っていきますが、これからの戦いで重要になることは?

「上位のチームは優勝を狙って、下位のチームは何とかクライマックスシリーズ進出圏内の3位に食い込むために死力を尽くす戦いになります。その中でまた連敗、連勝をするチームが出てくるでしょうが、それに惑わされないこと。首脳陣や選手もわかっているでしょうけど、いかに目の前の試合に集中できるかが重要だと思います」

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