「甲子園トリビア」球児の左肩「校章」には郷土への思いがあふれる

「甲子園トリビア」球児の左肩「校章」には郷土への思いがあふれる

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スポルティーバ・トリビアvol.6【甲子園編】

 甲子園では出場校の校旗をすべて見ることができる。試合前には対戦する2校の旗がスコアボード上に掲揚される。旗の中央には校章、もしくはそれに準ずるシンボルマーク(エンブレム)がデザインされている。さすがに遠くて見えないので、選手のユニフォームの左肩を見てほしい。そこに同じ刺繍、もしくはワッペンが施されているはずだ。

生徒に人気のエンブレムタイプ

 今時の制服は男女ともにブレザーが多く、そのせいか各校で伝統的に持っている校章とは別に西洋風のエンブレムを作る高校が多い。ブレザーの胸ポケットに昔風の校章がフィットしないからだろう。たとえば、仙台育英は宮城野萩を幾何学的にデザインした伝統的な校章があるのだが、甲子園では王冠を被った「有翼の獅子」をデザインしたエンブレムがあしらわれている。ライオンの愛称で知られる創設者にちなんだもので、I-LION(育英ライオンの意)と呼ばれるそうだ。


仙台育英のエンブレム

 今大会出場校のエンブレムでは、履正社や神村学園が目を引く。とくに神村学園のエンブレムは紋章学に倣った高度な作りになっている。中央の盾やクレスト、装飾的なマントにモットーが記されたリボンまである。図案それぞれに細かく意味があるので、学校のオフィシャルサイトをのぞいてみて欲しい。

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