中田英寿も経験した舞台で成長を。U−17日本代表、W杯へ視界良好



 前回大会でも指揮を執った森山監督は、「(菅原や中村ら)彼らの代は、もともとポテンシャルが高く、個々のレベルが大粒な集団だった。将来性のある選手が(U−17代表で)経験値を積んで(U−20代表へ)上がってきた」と、その成長ぶりに目を細める。

 そんな2年前のメンバーに比べると、「今回は単独で突破できる選手は少ない」と指揮官。しかし、だからこそ、「今回の選手たちもU−17ワールドカップを経験することで、日本に帰ってきた時に、(国内の試合は)レベルが低いと感じるくらいに余裕が出ると思う。その(U−17ワールドカップでの)経験は大きい」と続ける。
 しかも、幸いなことにと言うべきか、組み合わせ抽選の結果、日本がグループリーグで対戦することになった3カ国は、対戦順にオランダ、アメリカ、セネガルと強敵ばかり。とりわけ初戦で対戦するオランダは、U−16ヨーロッパ選手権を制した欧州王者で、優勝候補と目される存在である。

 もちろん、彼らとの対戦が、若い選手には貴重な経験となるのは間違いないが、それで満足するのではなく、ひとつでも多く勝ち上がって、より経験値を高めたいところだ。

 流経大との練習試合にしても、「しばらく強い相手とやっていなかった」(森山監督)というチームにとっては、いわば、世界大会本番を想定したシミュレーションである。

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