中田英寿も経験した舞台で成長を。U−17日本代表、W杯へ視界良好



 森山監督は、「(1本目のような)自分たちがボールを動かせない時間が多くなったときに我慢して、(自分たちがボールを保持して押し込んだ)2本目のような時間を増やせれば、自然と流れを持ってこられる」と語り、こう続ける。

「(失点を喫した)1本目や(3本目の)終了間際に、相手が圧力をかけてきたところでは課題が出た。(相手の圧力が)少し緩んでくると(自分たちのプレーが)できるのはわかっているので、できるだけ早く、そこに持っていくことが重要になる」

 すでに記したように、活動機会が限られるなかで、これまで思うようなチーム作りができたわけではない。

 当然、そこでは個々のレベルアップが不可欠であり、森山監督は、今回のキャンプで選手たちに課題を明示したうえで、「自分たちのチームに戻って、本番で通用する自分を作ってきてくれ」と話している。最終的には「(本番)直前の1週間で、何とか(チームを)まとめる作業をしたい」というのが実情だ。

 にもかかわらず、森山監督の表情や言葉からは、どこか余裕が感じられるのは、前回大会での経験が大きく影響しているからだろう。

 前回大会の決勝トーナメント1回戦。日本はイングランドにPK戦の末、敗れることになるのだが、最終的にこの大会を制することになる優勝候補との試合を前に、森山監督は「どんなゲームになるんだろう? と思っていた」という。

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