ダニ・アウベスの帰還にブラジル中が熱狂。主将として「W杯を目指す」

ダニ・アウベスの帰還にブラジル中が熱狂。主将として「W杯を目指す」

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8月18日、サンパウロFCの本拠地モルンビー・スタジアムは、5万人近い観衆で埋まった。ブラジル全国リーグ第15節のセアラ戦。8月1日の入団発表以来、人々は36歳という年齢が信じられないほど若々しいプレーをするダニエウ・アウベスのデビュー戦を心待ちにしていた。

 先発メンバーの発表でその名前がコールされると、大歓声が沸き起こる。「背番号10」をまとって彼がピッチに姿を現わすと、爆竹が鳴った。試合が始まり、ボールに触るたびに歓声が上がる。そして前半終了間際、ゴール前でパスを受けてマーカーを右へ外すと、GKの逆を突いて右足でシュートをファーサイドへ流し込んだ。その瞬間、誰もがいっせいに飛び上がって喜んだ。

 その後、21日のアトレチコ・パラナエンセ戦、25日のヴァスコ・ダ・ガマ戦(いずれもサンパウロにとってはアウェーゲーム)では、敵チームのファンからも大きな拍手と歓声が起きた。


今季から母国ブラジルのサンパウロでプレーしているダニエウ・アウベス

 ダニエウ・アウベスはブラジル北東部バイア州の内陸地の貧しい家庭に生まれた。ボールを蹴るのが大好きで、小学生の頃から将来の職業をプロのフットボーラーと心に決めていた。15歳で州都サルバドールの強豪クラブ、バイアの下部組織に加わり、2001年、18歳で右SBとしてデビュー。

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