【インディカー・シリーズ第15戦】佐藤琢磨が今季2勝目 第14戦では接触の"犯人扱い"

【インディカー・シリーズ第15戦】佐藤琢磨が今季2勝目 第14戦では接触の"犯人扱い"

記事まとめ

  • インディカー・シリーズ第15戦ゲイトウェイで、佐藤琢磨が今季2勝目を挙げた
  • 第14戦ポコノでは、佐藤は1周目に発生した多重アクシデントに巻き込まれた
  • 佐藤ひとりが引き起こしたものではなかったが、批判は琢磨に集中していた

佐藤琢磨が逆境はねのけ今季2勝目。実力で「犯人扱い」の声を封じた

佐藤琢磨が逆境はねのけ今季2勝目。実力で「犯人扱い」の声を封じた

佐藤琢磨が逆境はねのけ今季2勝目。実力で「犯人扱い」の声を封じたの画像

インディカー・シリーズ第15戦ゲイトウェイで今季2勝目を挙げた佐藤琢磨

 インディカー・シリーズ第14戦ポコノでの1周目に発生した多重アクシデントは、佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)ひとりが引き起こしたものではなかった。

 ポジションを争った3台のマシンは、高速走行で作り出される乱気流と、路面の継ぎ目を埋めるシーム剤による影響を受けて接触し、後続の2台を巻き込んだ。競争の激化が進んでいるインディカーのレースでは、バトル時のマシンとマシンの間のスペースがどんどん小さくなっている。様々な要素が同じタイミングで働き、3台は絡んでしまった。

 テレビのライブ放送は、アレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)のオンボード映像を使っており、アウト側を走っていた琢磨がイン側に切り込んできたように見えた。それは広角レンズを使っているからだが、批判は琢磨に集中した。しかし、琢磨は自分のラインを保持し続けたと主張。後に公表された琢磨のオンボード映像を見ると、彼の言い分に間違いがないことがわかったが、一度勢いのついた琢磨批判は止まらなかった。

 チャンピオン争いをしているロッシがポイントをほとんど獲れない状況に陥ったため、彼のファンは怒りを爆発させた。そのロッシも自分がラインを保持していたと主張し、「先行するスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)のドラフティング(※)を自分だけ手にしようとインにラインを変えただろう!」と琢磨非難を展開した。

1 2 3 4 5 6 7 次へ

関連記事(外部サイト)