【インディカー・シリーズ第15戦】佐藤琢磨が今季2勝目 第14戦では接触の"犯人扱い"

【インディカー・シリーズ第15戦】佐藤琢磨が今季2勝目 第14戦では接触の"犯人扱い"

記事まとめ

  • インディカー・シリーズ第15戦ゲイトウェイで、佐藤琢磨が今季2勝目を挙げた
  • 第14戦ポコノでは、佐藤は1周目に発生した多重アクシデントに巻き込まれた
  • 佐藤ひとりが引き起こしたものではなかったが、批判は琢磨に集中していた

佐藤琢磨が逆境はねのけ今季2勝目。実力で「犯人扱い」の声を封じた


※他のマシンの直後を走行することで空気抵抗が小さくなり、スピードが増す状態

 それに同調するドライバーも現れた。ロッシのイン側を走っていたライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)は、「自分の外の2台(ロッシと琢磨)の接触が発端で、自分は関与していない」とアピール。彼がアウト側へとじわじわマシンを寄せていったことは多くの映像で明らかだったが、それは自分が走り続ける権利を持つレーシングラインだったと主張した。
 残念だが、叩きやすいところが叩かれた。アメリカのレースで、チャンピオン争いをしているアメリカ人ドライバーがクラッシュ。アメリカに挑戦しているドライバー、琢磨が犯人扱いをされた。「ロッシをクリアしたと思った」という彼のコメントの一部分は、”ミスジャッジしてラインを下げた”と曲解された。

 週が明けてから、レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングの代表が、インディカー本部にチームのテレメトリー・データとオンボード映像を提出し、琢磨が左=ロッシの側にステアリングを切ったのは接触が発生した後だったという説明を行なった。

 結局、心配されていた琢磨へのペナルティが課されることはなかった。琢磨は潔白。接触は不幸にも起こってしまったレーシングアクシデントという裁定が下された。

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