【インディカー・シリーズ第15戦】佐藤琢磨が今季2勝目 第14戦では接触の"犯人扱い"

【インディカー・シリーズ第15戦】佐藤琢磨が今季2勝目 第14戦では接触の"犯人扱い"

記事まとめ

  • インディカー・シリーズ第15戦ゲイトウェイで、佐藤琢磨が今季2勝目を挙げた
  • 第14戦ポコノでは、佐藤は1周目に発生した多重アクシデントに巻き込まれた
  • 佐藤ひとりが引き起こしたものではなかったが、批判は琢磨に集中していた

佐藤琢磨が逆境はねのけ今季2勝目。実力で「犯人扱い」の声を封じた



 タイヤを労わりながら、間隔をチェックしながら、琢磨は残り周回数でカーペンターの攻撃をいかに退けるかを考え続けた。ファイナルラップ、2台はテールトゥノーズになったが、琢磨は巧みなライン採りで相手に並びかけることをさせず、バックストレッチからターン3、そしてターン4を回った。ゴールの直前、アウト側からカーペンターがアタック、2台は並んでゴールラインに飛び込んだ。そして0.0399秒の差で琢磨がウィナーとなった。

 スタート直後に接触に遭い、周回遅れの最後尾まで転落した琢磨だが、クリーンに、スマートに戦い続けてレースの折り返し点を迎える前にリードラップに復活。2、3、4回目のピットストップを全部フルコースコーション中に行なう作戦も的中し、248周のレースの188周目にトップに躍り出た。刻々と変化する路面コンディションに合わせ、レース中にマシンセッティングを変更。レース後半戦のスピードを高く保てたことで、大きなポジションゲインを実現した。
 1シーズン2勝は自身初。そしてキャリア5勝目はショートオーバルでの初めての勝利となった。初勝利は2013年ロングビーチのストリート、2勝目が2017年のインディ500=スーパースピードウェイ、3勝目は2018年のポートランド=常設ロードコース、今年のバーバーでの4勝目もロードコース。琢磨はこれでインディカー・シリーズにあるコースバリエーションすべてで優勝したこととなった。

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