圧倒的強さ。水谷隼が2年目のTリーグ開幕戦でチームを勝利に導く



 続く第3マッチは、木下は今年の全中国選手権シングルスで優勝した39歳のベテランカットマン、ホウ・エイチョウ。そして岡山は、今シーズンから新加入した町飛鳥が登場した。1ゲーム目から落ち着きを見せた町は、緩急をつけたドライブでホウを揺さぶり、相手のミスを誘発。そのまま流れを掴み、11−6で先手を取った。だが、2ゲーム目からはホウにペースに握られてしまう。町はホウの多様な戦術、キレたカットの回転に対応し切れず、そのまま3連続でゲームを落とし、Tリーグデビュー戦を白星で飾ることができなかった。
 マッチカウント2−1で勝利に王手をかけた木下は、ここでエースの張本を登場させ一気に試合を決めにかかる。しかし、そこに待ったをかけたのが、ダブルスで初戦を取ったペアの一角、森薗だった。

 1ゲーム目は森薗がダブルスでの勢いそのままに、張本を攻め立てる。躍動感のあるフットワークに、思い切った両ハンドの攻めを見せ11−9で第1ゲームを奪った。だが、2ゲーム目は徐々に勢いづいてきた張本が積極的な攻めを見せる。打点の速いライジングドライブや強烈なフリックなどで6ポイントを連取するなど、11−7でゲームを取って1−1のタイに戻した。その後も一進一退の攻防が続き、森薗、張本がそれぞれ1ゲームずつを奪取。試合は、最終ゲームまでもつれ込む白熱の展開となった。

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