松岡修造が望月慎太郎を語る「プレーはジョコビッチタイプ。武器は…」

変な言い方かもしれないですけど、今日負けたからといって、一喜一憂はしない。彼のテニスがダメになったとか、そういうことではなくて、彼が進んでいくための過程の一つであり、今学んでいる最中なのです」
 望月(ITFジュニア男子ランキング2位/9月9日づけ)は、グランドスラム・ジュニアの部の初挑戦にあたる2019年ローランギャロス(全仏)で、いきなりベスト4。続くウインブルドンでは初出場ながら初優勝という快進撃を見せた。ただ、松岡氏は望月の快挙を喜ぶ一方で、決して厳しい姿勢は崩さない。ジュニアは通過点であって、あくまでもその先にある厳しいプロの世界を見据えているからだ。
「まさか優勝するとは。彼(望月自身)だって予想していない。これはすごいことなんです。ただ、僕はプロになった時が大事なので、喜びはするけど、心底から喜んでいないです。ひとつの記録としては残ることなんですけど、そこですごく喜ぶかといったらそうでもない。ジュニアはプロに上がっていく段階の一つですから、やっぱりプロになってからが本当の勝負です。皆さんにはっきり言いたいのですが、そんなに騒ぐな、ということです。じっと見守ってほしい」
 松岡氏と全くの同意見を持つのが、盛田正明氏だ。盛田氏は、ジュニアがプロになるための海外テニス留学をサポートする「盛田正明テニス・ファンド」(以下、盛田ファンド)の主宰者。望月は、13歳から「盛田ファンド」の奨学金によって、錦織圭が練習拠点にしているIMGアカデミーで海外テニス留学を行なっている。

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