東海大の飯澤千翔が日本インカレV。負傷の主将に代わり出雲に名乗り


「レース展開に自信が出ていましたね。留学生の選手が前に出たら、それについていって勝つレースをしていたので、いいレースでした。最後の300mの時、どこで(ラストスパートを)いこうか迷っていた。それぐらい余裕があったと思うので、本人の思い描くレースができたんじゃないですかね」
 両角監督が安堵した表情を見せたのは、惨敗した日本選手権以降、調子の上がらなかった飯澤をそばで見ていたからだ。
 飯澤は4月から館澤に勝ち続けるなど、破竹の勢いを見せていた。だが、風邪を引き、復帰直後の日本選手権1500mで12位。そこからスランプに陥った。
 きつくなった時の体の動かし方をイメージできず、気持ちも前向きにならなかった。夏の白樺湖合宿でも足に違和感を覚え、別メニューでの練習となった。その後のアメリカ合宿でようやく足を気にすることなく走れるようになり、この日のレースではフォームに本来の力強さが戻ってきた。
「調子を落としてからの戻し方が、だいぶわかってきました。ダメだった時に慌ててしまって……。そうなった時は焦らずに、じっくり走り込んでやっていくしかない。そういうところを見つけられたのは大きいですね」
 1年時での日本インカレ1500mの優勝で期待されるのが、大会4連覇だ。最近では種目こそ異なるが、3000mSC(障害)で塩尻和也(順天堂大→富士通)が達成している。

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