渋野日向子には何かを期待したくなる首位と7打差は「射程圏」か

渋野日向子には何かを期待したくなる首位と7打差は「射程圏」か

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8月の全英女子オープン制覇に続き、前週のデサントレディース東海クラシックでは、最終日に8打差を逆転する劇的な優勝を飾って、今季ツアー3勝目を挙げた渋野日向子。常に喧騒の渦の中に身を置きながら、彼女がまとう牧歌的な空気と”しぶこ節”は健在である。

 大勢のギャラリーを引きつれたミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン(9月27日〜29日/宮城県・利府GC)の2日目、8番パー5。観戦マナーを遵守しないギャラリーのシャッター音にティーショットを邪魔され、仕切り直した一打は、プッシュ気味に右ラフへ。しかめっ面の渋野はショット後、ギャラリーにわざわざ近寄り、注意喚起した。

 イライラしているようにも、見えた。だが、同い年で、昨年のプロテストで一緒に合格した同組のふたり(大里桃子、臼井麗香)と並んで歩き出すと、すぐに笑顔が弾けた。

「『どうしてこのタイミングなんだろう?』って(3人で)話していました(笑)。今日はシャッター音がたくさんして、みんなも気にしていた。17番でも、レイチェル(臼井麗香のこと)がシャッター音で仕切り直したんですけど、『言ってくれたらピースするのにね!』って笑わせるんですよ。私も『それ、いいね!』と。今日のラウンドは、爆笑しまくりで、めっちゃ楽しいラウンドでした」

 アドレスに入ってからのプレーの速さだけでなく、こうした気持ちの切り替えの早さもまた、渋野の武器だろう。

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