井端弘和のセ・リーグCS展望。巨人に大胆起用の可能性「菅野は…」


 一方のDeNAは、個人的には柴田(竜拓)に期待しています。彼は勝負強いですし、内野の複数のポジションを守れるのも、選手の交代が多くなる短期決戦では大きな武器になります。そして何より、先発の濱口(遥大)、東(克樹)がどれだけ調子を上げられるのかに尽きます。もし今永で第1戦を取れても、第2戦、第3戦をその2人が担えないとなると厳しいでしょう」
――ここまで聞くと少し阪神に分がありそうですが、阪神が勝ち上がった場合、巨人とのファイナルステージはどのような戦いになりそうでしょうか。
「”守”の阪神、”打”の巨人という構図になるでしょうね。坂本(勇人)と丸(佳浩)のコンビはもちろん、下位打線や控えにも長打がある打者が揃っていて、シーズン中も対阪神戦のチーム打率は2割5分を超えている。ビハインドの展開になっても、阪神のリリーフ陣相手に連打での得点は難しいでしょうが、一発で試合をひっくり返す力があると思います。
 阪神が上がってきたら、CS進出決定からの勢いがさらに増すでしょうけど、巨人も阿部(慎之助)が引退を表明したことでチームのボルテージはかなり上がっているはずです。常に『日本一』を意識してきた大黒柱ですし、阿部はそれだけの影響力がある選手ですからね」
――対して先発陣は、最多勝など”投手三冠”に輝いた山口俊投手は信頼度が高い一方、腰痛に苦しんだ菅野智之投手の状態が気になるところです。

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