小島圭市がMLBプレーオフを解説。成熟のアストロズとドジャースが本命?

当然マークは集中しますが、以前は変化球、とくにカーブがまったく打てなかったのに、今シーズンはそれを狙って打っています。打者としてワンランク上がったように感じます。
 このドジャースを破るとしたら、アトランタ・ブレーブスだと思います。ロナルド・アクーニャJr.やオジー・アルビーズ、フレディ・フリーマンの上位打線は強力です。それに続くジョシュ・ドナルドソンも好調で、ビッグイニングが期待できる。攻撃力という点では、ドジャースと互角か、それ以上のものがあると思います。
 ただ投手力が弱く、先発投手は昨年から思ったほど伸びなかった。とはいえ、経験豊富なダラス・カイケルがアストロズから加わったことで、先発は落ち着きを取り戻した感じがします。リリーフは相変わらず不安が残りますが、調子のいいピッチャーをどんどんつぎ込んでいくしかありません。できれば、打ち合いに持ち込みたいところでしょうが、ポストシーズンでどこまでそんな戦いができるのか。
 残るセントルイス・カージナルスとワイルドカードゲームを勝ったワシントン・ナショナルズもいいチームです。しかし、カージナルスは打線に迫力がなく、いくらポストシーズンは投手力の勝負になるといっても、ある程度得点が期待できないと勝ち抜けません。
 ナショナルズは先発が安定していて、打線もいいですが、リリーフ陣は不安だらけ。シーズンはなんとかしのげましたが、プレーオフは厳しいと思います。打線が爆発して、常にセーフティーリードを保つことができればチャンスはあると思いますが、そういう試合が続くとは考えにくい。
 大本命ドジャースに対し、アトランタ・ブレーブスがどこまで食い下がれるか。ナ・リーグのプレーオフはここが最大の見どころになるのではないでしょうか。

前へ 1 2 3 4 5 6

関連記事(外部サイト)