スペイン2部で香川真司と岡崎慎司が元気。柴崎岳はなぜ評価ダウン?



 その戦いの中、トップ下でエースになりつつあるのが香川だ。

「香川は抜きん出た技術で、決定的な仕事ができる」

 ビクトル・フェルナンデス監督は言う。指揮官はもともとトップ下のファンタジスタを好み、攻撃的サッカーを志向する。過去には、セルタでアレクサンダー・モストボイ、サラゴサでパブロ・アイマールを用い、旋風を巻き起こしたこともある。実務的な堅牢さを誇るチームに、ひらめきを与えられるのだ。

 香川の魅力は、ボールキープ力と相手の逆を取れるパスだろう。しかし、サラゴサではシューターとしても存在感が際立つ。第5節、エストレマドゥーラ戦ではリーグ2得点目を決めたが、エリア内でボールを受けると、パスよりもシュートの選択。相手に阻まれながら、こぼれた球を再度叩き込んでいる。
 ドルトムント、マンチェスター・ユナイテッドを渡り歩いた経歴は伊達ではなく、上々のスタートだ。

 香川に匹敵する活躍を見せるのが岡崎だろう。プレシーズンはマラガで過ごしたが、クラブの経済的な問題で、開幕後ウエスカに移籍してきたばかり。しかし、何の違和感もない。戦術センスに優れ、ボールを呼び込み、攻撃を生み出せる。

 ウエスカは、昨シーズンまで1部に在籍。ミケル・リコのように1部経験の長い選手やレアル・マドリードでデビューを遂げた新鋭FWクリスト・ゴンサレスを擁する。

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