王様・カントナ、「カンフーキック」事件の名言。練習相手はベッカム

王様・カントナ、「カンフーキック」事件の名言。練習相手はベッカム

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スポルティーバ・新旧サッカースター列伝 第6回

サッカー界には、問題行動を数多く起こし「異端児」扱いされながらも、溢れる才能を見せてファンにものすごく愛されたスーパースターたちがいる。今回からの新旧サッカースター列伝は、そんな「破格」のプレーヤーたちを紹介していく。

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フランスで異端児、イングランドで王様

「カモメがトロール船を追うのは、鰯が海に投げ込まれると考えているからだ。どうもありがとう」


90年代にマンチェスター・ユナイテッドで大活躍した、エリック・カントナ

“カンフーキック事件”後の記者会見、エリック・カントナはこう言って会場をあとにした。集まった記者たち、ポカーンである。

 あまりにも有名な事件なので簡潔に記す。1995年1月25日、クリスタルパレス戦で退場になったカントナが、ロッカールームに戻る途中で観客のマシュー・シモンズに暴言を浴びせられ、跳び蹴り食らわせたうえに数発殴った。観客席に躍り込んでの暴行に英国中から非難囂々(ごうごう)。そして、あまりにも有名になったセリフが「カモメが……」であった。スキャンダルに群がるメディアをカモメに喩えたわけだが、カンフーキック事件についてはのちにこう話している。

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