中野信治が語るF1日本GPの見どころ。「ホンダにもチャンスあり」

PUに関しては、フェラーリが一歩抜けていることは確かですので、シャシーをうまくセットアップを決めてくれば、メルセデスと互角の勝負ができると思っています。
 そう考えると、レッドブル・ホンダが日本GPで優勝するためのハードルは高いと言わざると得ません。でも鈴鹿は、空力性能が重要なサーキットなので、レッドブルのシャシーには合っていると思います。
 PUに関しては、ホンダは日本GP前のロシアでレッドブルとトロロッソの4台に新しいPUを投入していますが、ソチでは鈴鹿を見据えて無理をしていない可能性はあります。鈴鹿はPUの性能もタイムに寄与するコースなので、ホンダがどれぐらいPUで攻めることができるのかが、勝負のカギを握ると思います。
 日本の多くのファンは、ホンダが鈴鹿で勝つことを期待しています。もし実現すれば、91年のゲルハルト・ベルガー(マクラーレン・ホンダ)以来の母国GP制覇となります。もちろん僕も日本人のひとりとしてレッドブル・ホンダが勝ってくれることを願っていますが、ドライよりはウエットになったほうがチャンスは増えると予想しています。
 鈴鹿は、ドライコンディションではPUとシャシーのパッケージとしての高いバランスが求められます。その点ではレッドブル・ホンダは若干ですが、メルセデスとフェラーリに劣っている印象です。
 でも雨になれば、ホンダのPUのドライバビリティの良さを生かすことがきますし、マックス・フェルスタッペンは雨が得意です。

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