中野信治が語るF1日本GPの見どころ。「ホンダにもチャンスあり」

レッドブル・ホンダが勝つ可能性はかなり高くなると思っています。
 日本GPの舞台となる鈴鹿は過去の戦績を見ると、ポール・トゥ・ウインになるケースが多い。中高速のコーナーが多いため、ハードブレーキングをするコーナーがないので、追い抜きを仕掛けるのがすごく難しいからです。
 1コーナーはDRS(可変リアウイング)があるので追い抜きは可能ですが、それでもかなり難しいと言えます。それ以外のオーバーテイクポイントはシケインですが、スプーン・コーナーを立ち上がって高速の130Rまでの間に結構なスピード差をつけないとなかなか仕掛けることができません。同じぐらいの走行スピードでは、イン側をおさえられてしまうと、どうにもなりません。
 そんな抜きづらいコースだからこそ、土曜日の予選がドライバーにとってはすごく大事ですし、ファンにとっては面白いんです。メルセデス、フェラーリ、レッドブル・ホンダの”3強”によるポールポジション争いは僅差の勝負になると思いますが、ある意味、それ以上の接戦になるのがトロロッソ・ホンダを含めた中団グループの順位争いです。どのチームが3強の次に来るのか。そこはすごく楽しみにしています。
 あとは何よりも現代のF1マシンのスピードをぜひ見てほしい。とくに1コーナーから高速のS字にかけては、信じられないほどの速さになっています。

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