三大駅伝で優勝を狙う東洋大。酒井監督の「強制なし」マネジメント術

三大駅伝で優勝を狙う東洋大。酒井監督の「強制なし」マネジメント術

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前回の箱根駅伝で、往路優勝を果たしながら総合3位に終わった東洋大学。就任11年目の酒井俊幸監督は、6年ぶりの箱根駅伝の総合優勝に向けて、どのようなチームを作ってきたのか。10月14日の出雲駅伝を前に、他大学の印象、東洋大で実践しているチームマネジメントなどを聞いた。


前回の箱根駅伝で往路優勝を果たした東洋大学

――2年連続の往路優勝を果たした今年の箱根駅伝は、どのような戦略で臨んだのでしょうか。
「ライバルと見ていた青山学院大学と東海大学を研究し、シミュレーションしていく中で、両大学とも2区にはエース級の選手を置かないと予想しました。だから2区は山本修二(当時4年)で勝てると考え、彼を起用。そして4区に相澤晃(当時3年)を置き、確実に往路優勝を勝ち取って『主導権を握った状態で復路に挑もう』という戦略で臨みました。青学大も東海大も、5区には強い選手がいたので、そこまでに十分なアドバンテージがないと往路を制することはできないと思っていました」

――往路は酒井監督の狙いどおりだったと。

「そうですね。まず1区の西山和弥(当時2年)が区間賞。2区では最後に国士舘大学に先頭を奪われ、3区でも青学大の森田歩希くん(当時4年)が区間新記録を出し、一時は首位を譲ったんですが、4区の相澤で1キロもいかないうちに追いついて突き放すことができた。

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