令和になり「戦国駅伝」に突入。國學院大の出雲Vは偶然ではなく必然だ

学生長距離界に「今年の國學院大は強いぞ」という強烈なインパクトを与えた。
 夏合宿は箱根予選会がないこともあり、9月の日本インカレと10月の出雲駅伝に照準を合わせてスピードも磨いた。インカレ出場組は、9月上旬の北海道合宿では別メニューを組んで結果を残す。日本インカレ5000mで浦野が5位(日本人2位)。1万mは土方が28分47秒40で3位(日本人1位)に食い込み、藤木も28分51秒70で4位と続いた。
 今季はチームとして初めて学生三大駅伝にフル参戦するが、全てで「3位以内」という目標を掲げている。しかし、出雲駅伝は7年ぶりの出場で経験者はいなかった。夏合宿を取材した際に出雲駅伝の印象を尋ねると、「僕は距離が短い駅伝が好きなので、見ていて楽しそうだなと思っていました」と浦野が言えば、土方も「僕は距離が長いほうが好きで、暑さも苦手にはしていません。出雲駅伝は距離が短いですけど、自分の長所を生かせる駅伝ではあるのかなと思います」とポジティブに捉えていた。
 そして出雲駅伝の大会前日、発表されたオーダーを見て「國學院大に”追い風”が吹いている」と感じたのは筆者だけではないだろう。
 昨季の箱根王者でトラックのスピードナンバー1の東海大は、館澤亨次(4年)を故障で欠いた。さらに、9月29日の東海大記録会5000mで14分00秒35を出した關颯人(4年)と、14分01秒58の小松陽平(4年)を外してきたのだ。

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