「日本の柱」石川祐希はイタリアでやるべきことを知っている

「日本の柱」石川祐希はイタリアでやるべきことを知っている

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バレーボール男子のワールドカップ(W杯)が終了してから2日後の10月17日。熱気が冷めやらぬ中、石川祐希の姿が成田空港にあった。10月20日に始まるイタリア1部リーグでのプレーに向け、契約したパドバに合流するためだ。


W杯を終え、イタリアに向けて出発する石川

 報道陣に囲まれて取材を受ける石川。それを見つけた空港にいる旅行客が、スマートフォンを向けて写真を撮る。W杯での活躍で、日本のエースの注目度が上がったことは間違いない。
「これからすぐにシーズンが始まる。その先に五輪を見据えているので、そこで結果を出すために、シーズンをより充実したものにしたい」
 そして、決意を込めてこう言った。
「また強くなって、日本に帰ってきたいと思います」
 自身2回目の出場となったW杯は、19歳で初出場した前回とは立場が異なり、求められるものも違った。それは十分に自覚していた。大会前には「まだ年齢的には下から2番目だけど、代表歴でいうと上になる。チームを引っ張っていく、といったことを考えて臨む大会になる」と話していた。
 W杯本番では、その言葉どおりの活躍を見せた。苦しい場面でトスが上がっても、3枚ブロックにつかれても、鋭く打ち抜いて得点を積み重ねていく。全体5位となる159点を挙げ、スパイク決定率では52.09%という高い数字を残した。

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