平尾誠二が描いたグローバル化。日本ラグビーの進む道と可能性を見た

『ONE TEAM』、ひとつとなった日本は1次リーグではアイルランド、スコットランドなどの強豪を破る4戦全勝で決勝トーナメントに初めてコマを進めたのだった。
 平尾さんら多くの人々の努力、挑戦の積み重ねが初めての日本開催のW杯で結実した。新しい歴史を創った。社会的なラグビーブームも巻き起こした。
 4大会連続のW杯出場。試合後、代表引退を宣言した38歳の”トモさん”こと、ロックのトンプソン・ルークは笑いながら、「おじいちゃんロックはもう、絶対、(代表は)終わりや」と大阪弁で言った。
「いま、ラグビーはすごいブームやね。日本のラグビーはレベルアップした。みんな、勝つ文化、わかった。僕、引退。若い選手、いっぱい、いるよ」
 最後に、再び、ジョセフHC。
「収穫は、すばらしい選手が日本にはいることがわかったことだ。いいシステムを導入することができれば、選手はどんどん成長することができるだろう」
 トップリーグなど国内のラグビー環境をどう変えていくのか。プロリーグ構想も浮上している。日本ラグビーのカタチ、海外チームとのマッチメイク、国際大会への参入など日本代表の環境づくりなどが課題となる。
 W杯中、世界ランキングは最高6位まで上がった。代表のレベルの停滞は許されない。4年後、ベスト4を目指し、さらなる代表強化が始まることになる。

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